こんにちは、ソロキャンプ歴15年以上、キャンプインストラクターのすけさんです。(@sukesan_outdoor)
ソロキャンプを始めるのにコールマンのツーリングドームSTが安くて良さそう!でも本当に大丈夫?そんな心配をしていませんか?
- 初めてのテントで簡単に設営できるか不安
- 値段は安いけど安かろう悪かろうなんじゃ。。
- バイクでキャンプに行きたい!
- 実際使った人の意見が聞きたい
結論、ツーリングドームSTはおすすめできるテントです。実際僕が16年前に初めて買ったソロテントがこのテント。今も売れ続けているロングセラーモデルです。
今回改めてツーリングドームSTを使う機会があったのでレビューします。コスパ抜群で広い前室、ポールポケット採用など初心者さんにも優しい設計で、簡単に設営できちゃいます。
すけさん扱いやすいテントですよ!


現役ソロキャンパー
- 日本キャンプ協会公認インストラクター
- JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
- ソロキャンプ歴15年以上
- モットーは来た時よりも美しく!
コールマン・ツーリングドームST詳細


ツーリングドームSTはコールマンから販売されている、超ロングセラーモデルのソロ用テント。15,000円前後の価格でお求めやすく、Amazon評価数は3,000件以上で星4.5と大人気の商品です。
※価格、評価は執筆時点でのAmazon基準となります



とにかくコスパがいいですね
| セット内容 | フライシート×1 インナーテント×1 メインポール×2 フロントポール×1 自在ロープ×4 ペグ×13本 |
| 展開サイズ(インナーテント) | 約210×120×100(cm) |
| 収納サイズ | 約φ19×49(cm) |
| 重量 | 約4.4kg |
| 使用人数 | 1~2人 |
| 素材 | フライ、インナー、フロア:ポリエステル ポール:FRP |
| 耐水圧 | フライ・フロア共 約1,500mm |


コールマン・ツーリングドームSTレビュー|良かった点・惜しい点


実際に僕が利用して感じた良かった点、惜しい点をレビューします。価格が安い商品にもかかわらず、設営が簡単な点とやはり広い前室はすごく魅力的。
- 広い前室
- 前面は下部を少しだけ開けることも可能
- 設営が簡単
- 比較的コンパクト
- 後室も作れる
- カンガルースタイルでの利用も可能
- インナーの広さはもう少し欲しい
- 雨天時の後室の出入りは注意が必要
- ポールは少し強度が心配


広い前室


このテントの一番の特徴と言ってもいい『広い前室』。幅210cm、奥行きが105cm。広さの確認用に持っていたギアを前室に配置してみました。




- ユニフレーム焚き火テーブル
- Moon Lenceローテーブル
- クーラーバック
- 水
- 三脚
- ザック(フェールラーベンshingi48)
- テント収納袋



雨天時や外出時、これだけの荷物を中に入れることができるのは嬉しい!
雨天時は前室にローテーブルを配置、自分はインナーテント内に座って簡単な調理をすることもできます。


前面は下部を少しだけ開けることも可能
個人的に驚いた機能が『前室下側を少し捲り上げて固定することができる』というもの。プライバシーを確保した上で換気をすることができます。


- プライバシーを確保して通気性をよくできる
- 雨天時の前室調理の際の換気に
- 前に人がいる時の目隠し



ソロ用のドームテントでは見かけない構造!
設営が簡単|動画あり・注意ポイントも解説
とにかく設営が簡単で初心者の方でも迷うことはないです。ポールはメインポール2本と前室用のフロントポール1本の合計3本のみ。
公式設営動画がわかりやすいので参考にしてください。
公式設営動画
設営中に押さえておきたいポイントを数点ピックアップしました。このポイントさえ押さえておけば、迷うことなく設営できます。
- グランドシートを使用する(別売り)
- コールマンロゴが前面
- ポールポケットに先にポールを通す
- 前室用のポールフックと間違えないようにする
グランドシートを使用する(別売り)


テントフロアの破損防止・冷気遮断・汚れ防止など、グランドシートを使用するメリットは多く、できれば別で購入することをおすすめします。



僕は手持ちの安価なグランドシートを使いました。純正品も販売されています
コールマンロゴが前面


インナーテントの向きはコールマンロゴが前面(前室のある方)になります。
ポールポケットに先にポールを通す


インナーテント後方角2箇所がポケット状になっています。先に後方のポールポケットにポールを入れてから、前側のピンに差し込みます。





先にポールポケットにポールを入れることで、抜けにくくて設営がしやすいです
前室用のポールフックと間違えないようにする




インナーテント設営時は金色のインナーポール用フックに引っ掛ける。シルバーの方は前室を作成するためのポールに使用します。



前室用ポールはシルバー、フックの色と同色でわかりやすいですね


比較的コンパクト|名前の通りバイクへの積載も十分可能


収納時のサイズは約φ19 x 49cmと比較的コンパクト。バイクの荷台にも問題なく積載可能なサイズ感です。重量は約4kgで軽量とは言えないまでも、女性でも十分扱うことができます。
ホンダカブにも積載可能
Colemanのツーリングドーム/STって、テントです!!大きさが二種類あるのですが、バイクでしたので小さいサイズをえらびました!前室も1~2人用のテントでしたが雨が降っても料理できるぐらいの広さはあると思います!幅はスーパーカブのハンドルと同じ長さぐらいでかなり持ち込みやすかったです!! pic.twitter.com/Fh5xloiS4F
— ゆいおちゃん (@yuiochan0826) April 25, 2021
後室も作れる|出入りの幅が広がる


安価なテントは後室がないものもありますが、ツーリングドームSTは後室も作れます。靴を置くほどのスペースですが、実は色々な使い方ができます。
- 靴置き場として
- 就寝時など前室に荷物がたくさんある時の出入りに
- 隣で子供が寝ているときの出入りに
- バイクのパニアケース置きに
カンガルースタイルでの利用も可能|ワンポールテントとの組み合わせ○


インナーテントのみを使って、カンガルースタイルでの使用も可能。フロアレスのワンポールテントなどの中に入れて就寝スペースを作ったりもできます。
カンガルースタイル





将来ワンポールテントを買ってもインナーのみで使えますよ
インナーの広さはもう少し欲しい


インナーテントの広さですが、個人的にはもう少し長さが欲しいと思いました。僕は身長175cmですが、足先と頭がわずかに幕に触れてしまいます。
サイズ表記は210cm×120cmですが、壁の部分が斜めに立ち上がっていて、マットや枕を使うと干渉しやすくなりますので注意が必要。



斜めに寝れば問題なし、横幅は十分ですよ
雨天時の後室の出入りは注意が必要
この日は晴れでしたが、雨が降った時に後室から出入りするとインナーテント内が濡れそうだと感じました。
外に出る際は、インナーテントを開ける→フライシートを開ける→靴を履く→外に出る→フライシートを閉める、という流れになりますが、フライシートが上部まで斜めに立ち上がっているため、上までフライを開けるとインナーが濡れてしまいます。





あまり上までフライを開けないようにするか、前から出入りしたほうが良さそうです
ポールは少し強度が心配


ツーリングドームSTのポールはFRP製で、アルミポールに比べて重い・強度が低い、という特徴があります。FRPはコストが低いので、ツーリングドームが安い理由の一つになっています。
FRPとアルミの違い
コールマンからアルミポールセットが販売されており、こちらに変えることで600gの軽量化に。気になる方はチェックしてみてください。
一緒に揃えたいおすすめアイテム|グランドシート・キャノピーポール


ツーリングドームSTと一緒に揃えたいアイテム3点をご紹介。特にグランドシートとキャノピーポールはぜひ購入することをおすすめします。
グランドシート|テントを汚れや傷から守る
グランドシートとはインナーテント下に敷くシートのことで、付属していません。テントを汚れや湿気、傷から守るので別途購入するのがおすすめ。
グランドシートを選ぶ際のサイズですが、インナーテントと同じか、やや小さいものを選びます。インナーより大きいと雨天時にグランドシートを伝ってテントの下に水が入ってしまいます。





インナーより大きいシートを使う場合、折ってインナー内に収めましょう
キャノピーポール 推奨は150cm|120cmと150cmの画像比較あり
キャノピーポールとは前幕を立ち上げるのに使用するポールのこと。一般的にツーリングドームのキャノピーに使用するのは150cmが適切と言われており、純正品も145cmのポールが販売されています。


純正145cmポール
今回伸縮ポールを使って、120cmと150cmで見た目にどう違うのか検証してみました。
120cm


150cm


個人的に見た目は150cmの方が好み。120cmの方はキャノピーから屈んで入るのに少し入りにくい印象はありました。



120cmのポールをすでに持っている人は、一旦それで試すのもありです
アルミポール|より軽量化を求めるなら検討の余地あり
コールマン純正のアルミポールセット。標準のFRPポールをアルミ製に交換することで、テント全体で約600gの軽量化が可能です。4.4kgのテントが約3.8kgになる計算で、重量比では約15%の軽量化になります。
軽量化以外にも、アルミポールはFRPに比べて剛性が高く、強風時の安心感が増す上に見た目の高級感もアップ。



車でのオートキャンプがメインなら必須ではないけど、バイクツーリングや自転車キャンプなら導入して損はないですよ
ツーリングドームSTにコットは入る?|結構きびしい


ツーリングドームSTのインナーは約210×120cm。今回検証したWAQ 2WAYコットの展開サイズは約190×65cmで、スペック上は「入るんじゃ?」と思える数字です。
しかし入り口部分が狭いので、コットを組み立てた状態で中に入れることは不可能。バラバラな状態で中で組み立てるなら可能かもしれませんが、狭い室内での作業となり、あまりおすすめしません。



コットの足はフロアに点で荷重がかかるので、インナー底面を傷める可能性も。マット+シュラフでいくのが正解だと思います
シリーズ比較|ST / ST+ / LX の違い


STをベースに、コールマンは遮光性・居住性を考慮したいくつかのモデルを用意しています。キャンプする季節や利用人数によって適切なモデルを選ぶとよいでしょう。
ST+(ダークルームテクノロジー)|朝の日差しが気になるなら
STと構造・サイズはほぼ同じで、インナー素材が遮光率約90%のダークルームテクノロジー対応に変更されたモデル。夏の朝日や熱気を抑えてくれるため、「日が昇ると暑くて目が覚めてしまう」という人にはまさに刺さる機能です。
重量は約5kgとSTに対してプラス1kgで収納サイズはほぼ同じ。価格は確認時点のAmazonで19,800円。夏キャンプがメインなら最初からST+を選んでもいいと思います。
LX |広さ重視なら
STより幅が大幅に広がった2〜3人向けモデル。インナーの幅はSTの1.5倍で大人2人の利用も可能です。
重量は約5.2kgと増加し、収納サイズもやや大型化。ソロならかなり贅沢にインナースペースを使えます。その広さなら、より前室が広いオガワ・ステイシーST- IIの検討もあり。
| ST | LX | |
| 使用サイズ(インナーテント) | 約210×120×100(h)cm | 約210×180×114 (h)cm |
| 収納サイズ | 約φ19 x 49cm | 約φ21 x 49cm |
| 重量 | 4kg | 約5.2kg |
| 使用人数 | 1~2人 | 2~3人 |
| 参考価格(確認時Amazon価格) | 16,593円 | 21,561円 |



ソロならST、2人以上かソロで贅沢に使うならLX
その他のおすすめソロ用ドームテント


ツーリングドームSTの競合として人気の高いドームテント3選を紹介します。価格・重量・前室の広さなど、STとの違いも踏まえて参考にしてください。
スノーピーク アメニティドームS|国内ブランドで安心の品質
スノーピークのエントリーモデル。インナーサイズは220×150cmとSTより広く、ソロなら荷物を広げてもゆとりがあります。耐水圧1,800mm、低重心シルエットで風にも強い設計です。
重量は約5kgとSTよりやや重め。価格は約22,000円前後とツーリングドームSTよりも高価ですが、スノーピーク製品の品質とサポート体制に価値を感じる人には刺さる選択肢です。
オガワ ステイシーST-Ⅱ|定番の老舗テント
1914年創業の老舗アウトドアブランド・オガワの定番ソロテント。総重量3.9kgとSTより軽く、アルミポール採用で剛性も高め。前室は220×110cmとかなり広く、雨天時でも強い構造です。
耐水圧1,800mm。老舗ブランドの丁寧な作りが評価されており、長く使い続けたい人には満足度の高い一張りです。



僕もステイシーST-IIを愛用しています!
バンドック ソロドーム|とにかく軽く安く済ませたいなら
重量わずか1.88kg、収納サイズは41×16×16cmという圧倒的なコンパクトさが魅力。価格も14,000円前後と手が届きやすく、ファーストテントとして人気です。
インナーサイズは200×90cmとやや狭め。前室もSTより小さく、雨天時の使い勝手はSTに劣りますが、軽さ最優先ならバンドックは十分ありな選択肢です。
よくある質問(FAQ)


ツーリングドームSTについて、よくある質問をまとめました。参考にしてください。
冬キャンプは使える?最低限の装備は?
ツーリングドームSTは3シーズン仕様。スカートがないため隙間風が入りやすく、気温5℃以下になると体感的にかなり寒い。
真冬に使うなら冬用シュラフ(快適使用温度-10℃前後)+断熱マットは必須。安心感を求めるなら、電源付きサイトで電気毛布を使うなどすると万全です。
前室での火器使用はOK?
メーカーは前室内での火器使用は非推奨。ポリエステル素材は火に弱く、一酸化炭素中毒のリスクも高いです。
自己責任の元前室での短時間の調理は、前室・後室を開放し風が抜けるように工夫したり、場合によっては一酸化炭素警報器などの使用も検討したいところです。
初張りで失敗しやすいポイントは?
ペグの打ち込み角度が浅いと突風が吹いた際に簡単に抜けてしまう可能性があります。風でペグが飛ばされると非常に危険です。地面と45〜60度を意識して打ち込みましょう。
公式の設営動画を事前に確認してから臨むとスムーズです。インナーを先に吊ってフライを被せる手順を覚えれば、15〜20分で設営できるようになります。



ツーリングドームSTは設営も簡単で扱いやすく、それほど心配する必要なしですよ
まとめ|コスパ抜群のソロテント・最初のテントにおすすめ!


僕が約16年前に初めて買ったソロテントがツーリングドームST。当時から大人気でしたが、今でもソロテントでは必ず名前が上がるほどの人気。
- 広い前室
- 前面は下部を少しだけ開けることも可能
- 設営が簡単
- 比較的コンパクト
- 後室も作れる
- カンガルースタイルでの利用も可能
- インナーの広さはもう少し欲しい
- 雨天時の後室の出入りは注意が必要
- ポールは少し強度が心配
ポールがアルミポールではないので、強度面で若干不安があるとはいえ、裂けるほどの状況になるのは稀だと思いますし重量も許容範囲。
この価格でこのスペックなら十分で、初めてのテントとして慣れない状態で使って傷めたとしても、許せる金額設定です。



僕も息子がソロキャンプを始めるならこれを勧めると思います。

























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