雨の日でもソロキャンプを楽しみたいと考える方は多いです。実は雨の日のソロキャンプは独特の魅力があり、キャンプ場が空いていることが特徴の一つです。
当記事では、雨の日にソロキャンプをする際の楽しみ方と注意点を解説します。当記事を読むことで、雨の日でも安全かつ快適にキャンプを楽しむための知識が身に付きます。雨の日でも楽しいソロキャンプを実現しましょう。

現役ソロキャンパー
- 日本キャンプ協会公認インストラクター
- JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
- ソロキャンプ歴15年
- モットーは来た時よりも美しく!
雨の日のソロキャンプの魅力

雨の日のソロキャンプは、多くのキャンパーが避けがちな天候ですが、独特な雰囲気を楽しめます。雨の日のソロキャンプには以下の魅力があります。
- キャンプ場が空いている
- 虫が少ない
- 雨音を楽しめる
雨の日の穏やかで独特な魅力を味わいましょう。
キャンプ場が空いている
雨の日のソロキャンプは、予想外のメリットが多く存在します。キャンプ場が空いていることが多く、普段人気のキャンプ場でも予約を取りやすくなる点もメリットの一つです。オフシーズンや雨予報の日は、他のキャンパーが少なく、プライベートな空間を満喫できます。
悪天候が予想されるときは、キャンセルが発生しやすく、直前の予約が可能になる場合もあります。静かな環境でゆっくりと過ごしたい方にとっては、理想的な条件でソロキャンプを楽しめるためおすすめです。雨の日のソロキャンプは、予期せぬ良い機会になる可能性が期待できます。

人気のキャンプ場や、人気のサイトを使うこともできます!
虫が少ない


雨の日のソロキャンプには、虫が少なくなる大きな魅力があります。雨の日に湿度が上がると、蚊をはじめとした虫の活動が鈍くなることが一般的です。
虫にとって雨の音や高湿度の環境は快適ではありません。虫は雨が降ると他の場所へ移動する習性があるため、キャンプ中に虫との接触が減ります。雨の日に雨具を着用することで肌を露出せずに済むため、虫刺されのリスクも自然と低下します。静かな環境でゆったりと過ごしたい方には、雨の日のソロキャンプがおすすめです。
雨音を楽しめる
雨音を楽しむことは、ソロキャンプの魅力的な体験の一つです。自然な音楽になる雨音は、心を落ち着かせ、リラックスさせる効果があります。雨の日のソロキャンプは特別な時間を過ごす絶好の機会です。テントの中で心地よい雨のリズムに耳を傾けながら、瞑想やより深い睡眠を得られます。
タープの下で、雨音をBGMに読書やホットティーを楽しむのもおすすめです。雨に包まれた静かな環境は、日常のストレスを忘れさせ、心身ともにリフレッシュするのに役立ちます。
ソロキャンプでは、他の人の気配が少ないため雨音に集中しやすく、自分だけのプライベートな空間で自然を堪能できます。



雨音によって周囲の声や音がかき消されて、読書など自分時間を満喫できます
雨のソロキャンプで気をつけること


雨のソロキャンプを満喫するためには、適切な対策が不可欠です。天候の変化に対応できる準備が大切です。以下の注意点を理解し、雨の日でも安全にソロキャンプを楽しみましょう。
- 天候の変化
- テント設営の場所
- 多めの灯りの準備
天候の変化
天候の変化は、雨の日のソロキャンプにおいて注意すべきポイントです。急な天候の変化は自然ではよくあることで、キャンプの際に予期せぬ天候に見舞われることは珍しくありません。出発前に最新の天気予報を確認しておくことが重要です。
雨だけでなく突風や雷雨への準備も必要です。山や森などの特定の地形では、予報と異なる天候になる場合があります。急な天候の変化に対応するために、事前にソロキャンプの地域の天候について理解しておきましょう。
大雨による洪水や地滑りのリスクも考慮すべきです。ぬれた装備や衣服を乾かすためのアイテムを準備しておくと、ソロキャンプの快適さが増します。
テント設営の場所


雨の日にソロキャンプをする際は、テント設営の場所選びが重要です。高地を選び、水たまりができにくい場所にテントを設営することが大切です。雨の日にソロキャンプをする際には、以下のことに注意してテントを設営しましょう。
- 地面の勾配に注意して、雨水がテントに流れ込まない向きにする
- 落雷のリスクを避けるため、孤立した大木の下は避ける
- 地面からの湿気を防ぐため、防湿シートやグランドシートを使用する
- 近くに川や湖がある場合は水位上昇に注意して距離を保てる場所にする
適切な場所にテントを設営することで、雨の日に安心してソロキャンプを楽しめます。



経験上、芝生のサイトで土がむき出しになっているところも水捌けが悪いですね
多めの灯りの準備
雨の日のソロキャンプでは、多めの灯りを準備することが重要です。夜間は足元が見えづらく、転倒する危険を高めるため、多めの灯りで安全性を確保しましょう。防水性のある灯りを選ぶことで、雨の日でも視野を確保できます。ヘッドランプやランタンを複数使用することで、手作業がしやすくなります。
予備の電源としてモバイルバッテリーも忘れずに持参してください。テント内外を明るくすることで、夜間の料理やトイレ移動も安心して行動できます。灯りはキャンプ場の雰囲気作りになり、雨の日でも楽しい時間を演出します。
» 雪のソロキャンプを安全に楽しむ方法を解説!



雨天時は暗くなるのが早いので、早めにライト点灯したいですね
雨のソロキャンプで必要な装備


雨のソロキャンプを快適に過ごすためには、適切な装備が重要です。雨のソロキャンプに必要な装備を紹介しますので参考にしてください。以下の装備をそろえて、雨のソロキャンプを楽しみましょう。
- 防水性の高いテント・タープ
- レインウェアと長靴
- 着替え
- グランドシート
防水性の高いテント・タープ
雨の日のソロキャンプを快適に過ごすためには、防水性の高いテントやタープの選択が重要です。雨の日にテント内部がぬれると、不快に感じるだけでなく健康リスクや装備の損傷につながります。
テントやタープは、しっかりと水をはじき、ぬれを防ぐものを選ぶ必要があります。水の侵入を防ぐ設計や、耐久性に優れた素材を選ぶことがおすすめです。
防水性だけではなく、結露を防ぐための換気機能も大切です。防水性や換気機能に考慮してテントやタープを選ぶことで、雨のソロキャンプを快適に過ごせます。雨の日のソロキャンプでは、以下のようなテントやタープを選びましょう。
- 防水性能が高いテントを選ぶ
- シームテープ加工された縫い目があるテントを選ぶ
- テントのフライシートは防水加工が施されているものを選ぶ
- バスタブタイプで水の侵入を防ぐテントやグランドシートを選ぶ
- UVカット加工や耐久性に優れた素材で作られたタープを選ぶ
- タープの角度を調整できるものを選ぶ
- ポール材質は強度と軽量性を兼ね備えたアルミニウムやカーボンを選ぶ
レインウェアと長靴


雨の日のソロキャンプを快適に過ごすためには、適切なレインウェアと長靴の選び方が重要です。レインウェアを選ぶ際には、雨の侵入を防ぎつつ、体内の湿気を外に逃がす機能の有無がポイントです。雨を防ぎながらも蒸れにくく、快適なソロキャンプになります。
軽量でコンパクトに収納できるレインウェアを選ぶと、荷物が多いソロキャンプの負担を軽減できます。夜間や悪天候時の視認性を高める反射材も有効です。



レインウェアは見た目も大事ですが、機能性を重視したいです!
長靴選びでは、防水性と滑りにくいソールが重要です。自然には不安定な地面が多いため、安全に適した長靴を選んでください。寒い時期のソロキャンプでは、保温性のある長靴が足元を暖かく保つのに役立ちます。深い水たまりや草むらでの足の保護には丈の長い長靴を選びましょう。
安全性を高めるためには、目立つ色のレインウェアや長靴を選ぶと、他のキャンパーや救助隊に位置を知らせやすくなります。足元をぬらさないためには、ズボンの裾を長靴の中に入れるか、長靴に防水カバーを装着しましょう。
着替え
雨の日のソロキャンプでは、着替えの準備が大切です。雨の中で過ごす際は、速乾性のある素材を選ぶことが重要です。速乾性の素材は、水分を素早く外に逃がし、体を快適に保ちます。雨の日は足元がぬれやすいため、靴下を複数持参すると冷えを防ぎ快適に過ごせます。
寒さ対策としては、レッグウォーマーやフリースなどの保温性に優れたアイテムを準備することがおすすめです。レッグウォーマーやフリースは体温の低下を防ぎつつ、快適なソロキャンプをサポートします。レインウェアの下に着る予備の服も用意しておくと、ぬれた服をすぐに取り替えられます。
夜間や睡眠時に快適な時間を過ごすためには、寝具用の着替えを用意しておくことも大切です。
グランドシート


雨の日のソロキャンプでは、地面からの湿気や雨水を防ぐグランドシートが重要です。グランドシートをテントの下に敷くことで床面の防水性が高まり、快適にソロキャンプが楽しめます。軽量で持ち運びやすいグランドシートは、荷物を減らしたいソロキャンプに最適なアイテムになります。
グランドシートはポリエチレンやナイロン製が一般的です。グランドシートは、テントの床面積より少し小さめのサイズを選びましょう。グランドシートを選ぶ際には、生地の丈夫さを考慮しましょう。
重量や耐久性、価格は選ぶ際に重要なポイントです。使用後はシートを十分に乾燥させてから保管することで、長期間にわたって使用できます。穴が開いてしまったとしても、修理キットを使えば簡単に直せます。
雨のソロキャンプでのテント設営・撤収・保管のポイント


雨の日にソロキャンプをするときには、テント設営や撤収、保管に注意が必要です。雨のソロキャンプにはいくつかのポイントがあります。以下のポイントに注意することで、雨の中でもソロキャンプを楽しめます。
- 設営はタープから張ると雨をしのげる
- 撤収はタープを最後にするとぬれにくい
- 保管前にテントやタープを乾燥させる
雨のソロキャンプをする際の参考にしてください。
設営はタープから張ると雨をしのげる
雨の日のソロキャンプでは、タープを最初に設営することが大切です。タープがあることで、雨にぬれずにテントや装備の設営ができます。タープで雨を防ぐことにより、荷物を置く場所を確保することも可能です。



ドーム型でフライシートのみを先に設営できるタイプなら、フライシート→インナーの順だとインナー内が濡れません
雨の日にタープの下で作業ができることでストレスが軽減される効果もあります。タープはソロキャンプの中心となる場所であり、最初に場所を確保することで、ソロキャンプが快適に楽しめます。タープを上手に活用して雨の日のソロキャンプを快適に過ごしましょう。
» 【初心者必見!】タープの張り方
撤収はタープを最後にするとぬれにくい


雨の日のキャンプの撤収作業では、タープを最後に畳むことが有効です。タープを最後に片付けることで、撤収作業中に装備を雨から守れるからです。撤収作業をする場合は、テントや他の装備を先に片付けましょう。タープの下で荷物を整理することで、雨にぬれることなく片付けが可能です。
タープは雨よけとして使用できるため、集中して撤収作業に取り組めます。最終的にタープを畳むときには、他の荷物をすでに撤収しているため、急ぐ必要はありません。タープを最後に片付けることで、装備がぬれるリスクを最小限に抑えられます。
» タープの種類と選び方
保管前にテントやタープを乾燥させる
テントやタープを乾燥させることは、保管前に大切なポイントです。湿った状態で保管してしまうと、カビや悪臭の原因になります。



特にコットンやTC素材だと、乾燥は念入りに
晴れた日に屋外でテントやタープを広げ、自然の風と日光を利用して乾燥させることが最適です。駐車場で乾かしたり、ベランダの物干し竿で乾燥させても構いません。
テントやタープが完全に乾いたことを確認してから折り畳み、通気性の良い袋に入れて保管しましょう。テントやタープを完全に乾かすことにより、次のソロキャンプも快適に使用できます。
まとめ


雨の日のソロキャンプは、静かな環境でのんびりと過ごせる魅力があります。虫が少なく、雨音を楽しみながら特別な時間を過ごせます。しかし、快適に過ごすためには準備が重要です。
安全かつ快適に過ごすためには、天候の急変に備えて適切な場所でテントを設営することが重要です。視界確保のためには灯りを十分に用意し、防水性の高いテントやタープ、レインウェアをそろえましょう。以下のものを用意すると快適なソロキャンプが楽しめます。
- 予備の着替え
- グランドシート
テントの設営はタープを先に設営し、撤収時はタープを最後に畳むと雨から身を守れます。テントやタープを完全に乾燥させることで、次のソロキャンプも快適に過ごせます。雨の日のソロキャンプを楽しむ準備と心構えを整え、自然の中でリフレッシュする時間を過ごしましょう。
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