こんにちは。
ソロキャンプ歴15年、キャンプインストラクターのすけさんです。
今回は兵庫県赤穂市にある『丸山県民サンビーチ』で冬のソロキャンプを1泊楽しんできましたのでレポート致します。
キャンプ場近くに『海の駅しおさい市場』があり、そこで新鮮な牡蠣を買って、目の前海!という最高のロケーションの中、キャンプしながら牡蠣を堪能できます。
予約不要でキャンプ料金は無料!(駐車場代のみかかります)。人気のため繁忙期はかなり混雑しますので利用するなら冬がオススメ。
林間サイトは焚き火台を使用しても焚き火禁止、とのことですので注意が必要ですね。(赤穂市サイト)
丸山県民サンビーチはこんなところ
- 目の前に瀬戸内海が広がる最高のロケーション
- キャンプ料金無料、駐車場代24時間500円
- 予約不要
- オートキャンプではないため車の横付け不可
- フリーサイト。林間は区画サイト風になっている
- すぐ近くに『海の駅しおさい市場』があり新鮮な牡蠣が買える
無料で景観がよい!冬に林間サイトでソロキャンプを楽しみたいけど焚き火禁止なのが痛い。。
- 日本キャンプ協会公認インストラクター
- JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
- ソロキャンプ歴15年
- モットーは来た時よりも美しく!
海の駅 しおさい市場|ここで新鮮な牡蠣を購入!
新鮮な牡蠣を購入するのに『海の駅しおさい市場』を利用したいところ。キャンプ場までは車で10分ほどの距離です。
しおさい市場での牡蠣の購入、食料品の購入はキャンプ場に入る前に済ませましょう。キャンプ場から出るたび駐車料金がかかってしまうのと、繁忙期は最悪満車になり、再入場ができなくなる可能性もあります。
僕は11時過ぎにしおさい市場に到着。この日は2月の3連休の初日のためか、しおさい市場の駐車場は満車、臨時の第1駐車場も満車だったため、第2駐車場へ移動。
第2駐車場もいっぱいでしたが、1台出てくれて何とか停めることができました。
第2駐車場からしおさい市場まではこの歩道を通って行きます。普通に歩いて約15分ほどの距離。
しおさい市場に到着。かなりの人です。直売所ではすでに売り切れてるところも。
僕は殻付きの1.5kgを無事ゲットできました。
1.5kg殻つき、箱付き牡蠣2,150円
翌朝はオープンと同時の朝9時にしおさい市場に寄りました。当然駐車場にも普通に停めれてゆっくり買い物できたので、この時期は朝一しおさい市場着ぐらいが良いと思います。
丸山県民サンビーチ概要|料金無料、駐車場代のみ
住所 | 〒678-0221 赤穂市尾崎字丸山2296-3 | ||||
電話番号(産業振興部観光課観光係) | 0791-43-6839 | ||||
営業期間 | 通年 | ||||
予約 | 不要 | ||||
定休日 | なし | ||||
利用料金 | 無料 | ||||
駐車場 | 車 | 終日60分:200円、24時間最大500円 | |||
バイク、自転車 | 無料 | ||||
ゴミ | 持ち帰り(灰捨て場のみあり) |
丸山県民サンビーチへのアクセス|車でのアクセスがオススメ
車でのアクセス
アクセスは大阪から車で2時間、神戸からは1時間半ほどの距離です。キャンプ場付近は特別道が狭いとは感じませんでしたが、海岸沿いで見通しの悪いカーブもありますので車線オーバーには注意したいところです。
568号線からしおさい市場経由でキャンプ場入りされる場合、568号線のトンネル複数が幅4m。対向車との離合には注意が必要です。
トンネル入口付近で対向車が確認できれば、入口で停止、過ぎるのを待ってからトンネル進入した方が安全です。
進入した後に対向車が入ってきた場合、トンネル内にも離合ポイントはあります
県道32号を備前方面からキャンプ場に入る場合、かなり鋭角に右折することになりますので、小型車じゃなければ切り返して侵入することになります。
県道32号からキャンプ場への進入、退出路は一方通行となっておりますのでご注意を。
電車でのアクセス
電車でアクセスする場合、JR播州赤穂駅が最寄駅になり、そこから神姫バス利用で『亀の井ホテル行き』に乗車、終点の亀の井ホテルで下車していただき、そこから徒歩で約2.5kmとなります。
亀の井ホテル周辺にはタクシーはありませんので、タクシーを利用する場合、播州赤穂駅から利用するのが良いです。可能なら播州赤穂駅からタクシーを利用したほうが良いかと思います。
駐車場|買い出し終わってから入場しましょう
32号線から一方通行を進んだ先に有料駐車場のゲート。駐車料金は60分で200円、24時間最大500円です。キャンプ場は無料なので実質500円で一泊できるのはお得すぎますね。
カードでの支払いも可能です。
駐車場の場所はこちら。
こちらで駐車場の混雑状況の大まかな確認ができます。
この日は2月の3連休の初日。夜の時点で全体の3〜4割ほど埋まっていました。
バイクの駐輪場もありますので、バイク利用の方はそちらに。
駐車場からキャンプサイトへは車両進入禁止。荷物はキャリーワゴンなどで運搬する必要があります。
駐車場横には自動販売機も3台あります。特に夏の利用頻度は増えそうですね。
キャンプサイト、設備紹介|ソロ初心者さんは駐車場横、慣れてる方は奥の林間がオススメ
管理棟
キャンプエリアの真ん中あたりに管理棟があります。冬季期間は閉鎖しております。
トイレ|きれいな水洗トイレが2箇所
トイレは駐車場前と、サイト中央付近の合計2箇所。両方ともに水洗トイレで状態はきれい。駐車場前のトイレの場所はこちら↓。
駐車場前トイレ
水洗でウォシュレットはなし。汚れている様子もなく、キャンプ場が無料なことも考えると十分だと感じました。
駐車場からキャンプサイトの中に入っていったサイト中央付近にもトイレがあります。場所はこちら↓。
サイト中央付近トイレ
こちらのトイレも水洗、この日はキャンプ場の利用者が比較的少ないこともあるかと思いますが、、汚れている様子も無くきれいでしたね。繁忙期はかなり人が多くなりますので、トイレットペーパーを持参した方が良いです。
炊事場|炊事場はサイト中央と最奥の合計2箇所
炊事場は場内に2箇所あり、1箇所はキャンプサイト中央付近に、もう1箇所はサイトの1番奥にあります。キャンプサイト中央付近の炊事場の場所はこちら↓。
ここは多くの人が利用することになると思います。半円形に蛇口が並んでおり数も十分、ピーク時でも極端に混み合うことは無さそうです。備え付けの洗剤などはないですね。
お湯は出ないですね
かまども併設されております。
次にこちらがサイト最奥付近にある炊事場。場所はこちら↓。
冬で利用者が少ないためか、流しの端には落ち葉がたまっていましたね。水はもちろん出ますし問題なく利用はできます。
こちらの炊事場にもかまどがあります。
地面の状態|固めなので鍛造ペグ利用推奨
地面は設営する場所によって、土、芝生、石。僕が設営した10番サイトは土でしたが、固めで打ち込んでもすぐ地中に入っている石に当たってしまう感じでした。鍛造ペグ持参が良いと思います。
携帯電波状況|問題無し
僕は楽天モバイルとワイモバイル(ソフトバンク回線)を持っているので、2キャリアのみですが電波状況を確認しました。両キャリア共電波は問題ないですね。
サイト①|荷物の多いファミリー向け、駐車場横サイト
駐車場のすぐ横に広いスペースがあります。ここにテント設営することができ、とにかく駐車場から近く、荷運びが楽なのが利点。人気の高い場所で、主にファミリーや大型幕の方が利用されていましたね。
場所はここです↓
ソロキャンプ初心者さんも、荷物の運搬が楽なこの辺りに設営するのがオススメです。
初日夜の時点で、ソロテントならあと数張り張れるかな〜、ぐらいのスペースしか空いていませんでした。
サイト②|比較的駐車場に近い平坦サイト
駐車場からまっすぐ進んだ先にあるサイトです。場所はこのあたり↓。
駐車場から比較的近く、スペースが広いので2ルームなどの大型幕も張ることが可能。地面も平坦なので設営に困ることもないですね。
場所によっては木々が日差しを遮ってくれますね。
サイト③|炊事場近くで海が目の前な平坦サイト
駐車場から離れて奥の方へ進むと、開けた平坦な土のサイトが現れます。駐車場からは離れますがシャワー室、トイレ、炊事場は近いです。場所はこちら↓。
ここも地面は平坦なので設営に困ることはないですね。ソロというより複数グループの方のテントが多いです。
駐車場横からここに向かうならキャリーワゴンがあった方が良いです。通路がレンガなのでワゴンを引くことが可能。炊事場に向かう海のすぐ近くも設営可能ですが石がゴロゴロなのでコット無しだと寝るにはちょっと厳しい。ピーク時にはこのあたりにも設営されています。
炊事場の前あたりでレンガの通路が終わります。キャリーワゴンではこの辺りまでが限界。林間サイト利用の方は手で荷物を運ぶ感じになります。
サイト④|主にソロ向け、林間サイト
駐車場の横付近からずっと傾斜を利用した林間風のサイトが形成されております。各サイトには番号が振られており、サイトのサイズは全体的に小さめ。ソロの方が主に利用することになります。
皆さんのテントは小型のドーム型、パップテント風、軍幕、といった感じでしたね。
林間の範囲は以下のような感じに↓。
林間サイトには番号が振られており、各サイトサイズは小さめ。ソロテントでもテント+タープは難しい場所も。
わかりにくいかもしれませんが勾配もあり、舗装もされていないため、このあたりはキャリーワゴンを引くのは困難。サイト中央の炊事場付近からは荷物を手で運ぶ必要ありです。
もしくは荷物を最小限に減らしてザックを背負って行くかですね。この日も自分含めてザック背負ったソロキャンパーが複数おられましたね。
個人的にこの林間の雰囲気好きです!
どのサイトからも海を眺めることは可能。上の方に上がれば視界の前に木が現れてきますね。炊事場上付近の22番サイトからの眺めはこんな感じです。
20番サイトがサイトの大きさ十分、目の前すぐ海で視界を遮るものなし、トイレ炊事場近い、で良いと思いました。
考えることは同じなのか到着時すでに女性ソロキャンパーさんが張られていました。
基本的に駐車場から離れて遠くに行けば行くほど、人は少なくなり静かに楽しめる、でも荷運びに苦労する。といった感じですね。
最終的に結構奥に進んだ先の、海目前高台サイトの、10番サイトに設営しました。
昼は『しおさい市場』で買った牡蠣を使ってカキフライを作りました。料理とか苦手で結構適当に作ったんですが、めちゃくちゃ美味しいのが完成しました。
素材が良かったようです。
そして焼き牡蠣も。熾火になるのを待てずに焚き火に直乗せでw本当は炭で焼き網使った方がよいです。
この日は2月にも関わらず林間サイトの利用者もそこそこいて(翌日数えたら17張り)、みなさんソロで楽しまれている印象。
後日赤穂市に確認して知りましたが、林間サイトは焚き火台を使用しても焚き火は禁止されているようです。林間の雰囲気がよいので焚き火をできないのは残念ですね。
炊事場の電気は夜でも点灯、中央トイレ付近の街灯も夜点灯していました。林間側は真っ暗です。
夜の海は穏やかで波の音がすごく心地よい。周りの皆さんも静かに楽しまれている感じがします。
シュラフに潜ってそろそろ寝ようかと思っていた夜11時前。どこからともなくチャルメラの音が。実はこのキャンプ場、夜にラーメンを販売しに回ってこられるんですよ。楽しみにされている方もおられますが僕はもうお腹のキャパがないのでスル-させていただきました。
翌朝、静かな瀬戸内海に昇る朝日がきれいでした。
付近の温泉|車で7分の距離に『赤穂温泉 絶景露天風呂の宿 銀波荘』
車で7分の距離に『赤穂温泉 絶景露天風呂の宿 銀波荘』があります。メディア掲載多数、海が近い最高の絶景露天風呂。
赤穂温泉 絶景露天風呂の宿 銀波荘
所在地 | 〒678-0215 兵庫県赤穂市御崎2-8 | ||
電話番号 | 0791-45-3355 | ||
営業時間 | 11:30~14:30/18:00~20:00(最終受付 19:00) | ||
定休日 | なし。不定期で月1回ほど休館日あり。 | ||
バスタオル、小タオル含む | 日帰り入浴料金大人 | 2,300円 | |
小人 | 1,500円 | ||
幼児 | 800円(2才以下無料) | ||
その他注意事項 | 平日はご予約優先でのご案内 | ||
土日祝はオンラインご予約のみ(前日17:30まで受付) | |||
第一月曜日はメンテナンスのため日帰り入浴は15:00以降に利用可能 | |||
最大2時間制 |
付近の買い出し場所|車で11分の距離に『イオン赤穂店』
キャンプ場近くで買い出しするなら、車で11分の距離に『イオン赤穂店』があります。ご存知の総合スーパー。食料品は問題なく揃いますね。
所在地 | 〒678-0232 兵庫県赤穗市中広字別所55-3 | |
電話番号 | 0791-43-6911 | |
営業時間 | 1F食品直営売場 | 8:00〜22:00 |
1F(食品以外) | 9:00〜21:00 | |
2F | 9:00〜21:00 |
まとめ
はじめて丸山県民サンビーチを利用しましたが、駐車料金500円のみでこのキャンプ場が利用できるならそりゃ人気でるよね、と思いました。
アクセスしやすく、買い出しにも困らない。すぐ近くで新鮮な牡蠣を買って、キャンプ場で海を眺めながら食べれるなんて最高ですね。
個人的には冬の空いている時期に林間で静かに楽しみたいところですが、林間サイトは焚き火禁止なのが残念ですね。今後値上がりしたり、利用ルールが厳しくならないように、みんながマナーよく利用したいところですね。
丸山県民サンビーチまとめ
- 料金無料(駐車料金のみ24時間500円)
- インアウトフリー
- 予約不要
- オートキャンプではなく車横付け不可
- 目の前が瀬戸内海
- 近くのしおさい市場で新鮮な牡蠣が買える
- ゴミは持ち帰り
できれば空いている冬か、メインシーズンなら平日に利用したいですね。
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