キャンプの夜、よく眠れていますか? ソロキャンプでは寝床の快適さがとっても大事。でも「コットって必要?」「どれを選べばいいの?」と悩む人も多いはず。
この記事では、初心者にもわかりやすく、コットの選び方やおすすめモデルをやさしく解説。読めば、自分にぴったりの“快眠アイテム”がきっと見つかります。
考えるのが面倒な方には、キャンプスタイルが変わっても柔軟に対応可能、評価数の多い以下の2WAYコットがおすすめです。
WAQ

VENTLAX

BROOKLYN OUTDOOR COMPANY


現役ソロキャンパー
- 日本キャンプ協会公認インストラクター
- JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
- ソロキャンプ歴15年以上
- モットーは来た時よりも美しく!
コットとは?キャンプマットとの違い

コットとは、脚のついた簡易ベッドのこと。地面から浮いた状態で寝られるのが最大の特徴です。キャンプでよく使われる「キャンプマット」との違いは、設置場所と構造にあります。
マットはインナーテントに直接敷いて使用します。コットはフレームや脚がついており、その上に布を張ってテンションをかけて使用。フロアレス(テント内の床が地面)のテントに使用するのが一般的です。
フロアレス(地面むき出し)の場合:コットを使用

WAQ Alpha T/C SOLO DX
- サーカスTCDX
- バンドックソロベース
- WAQ Alpha T/C SOLO DX
フロア付きインナーテントの場合:マットを使用

オガワ ステイシーST-II
- オガワ ステイシーST-II
- スノーピーク アメニティードーム
- バンドック ソロドーム1
寒い時期は、コットの上にマットを重ねて使用するのが一般的です。

フロアがあるテントでコットを使用することはおすすめしません。地面の状況にもよりますが、荷重が点でかかるため、フロア生地を痛める可能性があるためです。

フロアのあるテントでコットを使う場合、ゴムシートなどでフロアを保護する方法も検討しましょう。
コットを利用するメリット


コットは人によって『一度使うと手放せなくなるギア』とも言われるほど、快適性の向上に直結するアイテムです。コットを使うことによるメリットは以下の通り。
- 地面の凹凸・湿気・虫からの影響を受けにくくなる
- 地面からの冷えを抑制できる
- 寝心地が快適
- 荷物置き・ベンチとしても使用できる
- 設営場所の自由度がUPする
地面の凹凸・湿気・虫からの影響を受けにくくなる
地面にマットを敷くだけだと、石や根っこ、濡れた地面、小さな虫などの影響を完全には防げません。
ソロキャンプでは、整地された場所を選びにくいことも多く、コットがあると「どこでも寝られる」という安心感につながります。
また、地面から10〜20cm浮いた構造のため、テント内に水が染み出しても直接濡れる心配がありません。ゲリラ豪雨や朝露が心配なキャンプ場でも、安眠できます。



地面を這う蛇や虫の影響を受けにくいのもやはり大きいです
地面からの冷えを抑制できる
地面は思っている以上に熱を奪います。特に春先や秋冬は、マット一枚では保温しきれず、背中が冷えて眠れないことも。コットを使うことによって地面から浮いた状態になるため、体温が下がるのを防ぐことができます。
高さのあるコットだと、テントの隙間から入ってくる風が直接体に当たらず、寒さが軽減されます。
コットの下は風が通りやすいため、収納袋や着替えを下に置いて空気の流れを遮るのも寒さ対策として効果的です。
寝心地が快適
一般的なマットだと、「寝返りを打つたびに身体が痛い」といったストレスがあります。コットはハリのある布地と適度な沈み込みが特徴で、無理なく体圧を分散してくれます。
背中や腰をしっかり支えつつ、沈みすぎないため、体幹が安定します。「ベッドに近い感覚」で眠れるのも大きなメリット。キャンプ後の疲労感がまったく違うと感じる人も多いです。
荷物置き・ベンチとしても使用できる
ソロキャンプでは荷物置きスペースが限られますが、コットの上に荷物を置けば、地面の汚れや濡れを避けられます。雨の中でもタープを建ててコットを設営すれば、「とりあえずコットに一旦荷物を置いておこう」ができてしまいます。
また、ちょっと腰を下ろして作業をしたり、着替えをしたりするのにも便利です。テーブルとチェアの近くに設置して、サブのくつろぎスペースや“横になれる昼寝ベンチ”として使う人も。
設営場所の自由度がUPする
「地面がちょっとゴツゴツしてる」「水平じゃないけどこの景色がいい」…そんな時でも、コットがあれば“寝床”に神経質になる必要はありません。
傾斜している野営地でも、脚の部分を少し掘ることで水平に寝られるよう調整できます。





ここは結構傾斜してたんですが、快適に水平で寝れました!
ローコットならテントの中にも収まりやすく、インナーテントなしのミニマムスタイルでも快適な寝床が作れます。ハンモックと違って「木がなくてもOK」なので、設営自由度はむしろ高いともいえます。
コットを利用するデメリット


コットは快適に眠るために非常に便利なアイテムですが、当然デメリットも存在します。
- 組み立てにコツや力が必要なモデルがある
- 荷物・収納サイズが増える|UL派や徒歩キャンプには不向き
- マットに比べて価格帯が高め
組み立てにコツや力が必要なモデルがある
コットは「組み立て式」が基本。脚を差し込んだり、テンションをかけて布を張る作業があり、最初は「力が必要」「部品の向きがわかりにくい」と感じることもあります。
テンションの強い高耐荷重タイプでは、力の加減に慣れるまでやや苦労します。寒冷地では指がかじかんで設営しにくいことも。また、夜間の設営や雨天時など、短時間で寝床を整えたい場面では不便に感じることもあります。
荷物・収納サイズが増える|UL派や徒歩キャンプには不向き
どんなに軽量化されていても、コットは“フレーム付きの構造物”。そのため、収納時でも「長さ40〜60cm程度」「重量1〜5kg前後」のサイズ・重さが必要になります。
「WAQ 2WAY フォールディングコット」と「Naturehikeマット」の収納サイズ比較


特に徒歩・バイク・自転車など積載量に制限のあるスタイルでは、コットの持参は難しいと言えるでしょう。



軽量コットも紹介しますので、検討してくださいね!
マットに比べて価格帯が高め
コットは構造が複雑で金属フレームを使用しているため、高品質モデルでは価格が1万円〜2万円以上になることも珍しくありません。一方、エアマットやクローズドセルマットは数千円〜1万円以内でも手に入るため、初期費用を抑えたい初心者にとってはハードルが高く感じられることも。
ただし、「長く使える」「買い替えリスクが低い」ことを考えれば、コスパは悪くありません。
失敗しないコットの選び方、確認ポイント6選


体型やキャンプスタイル(オートキャンプ、徒歩、バイク)によって適切なコットは変わってきます。コット選びに重要な基本ポイントを6つご紹介します。
- 高さ|ハイ/ロー/2WAYで選ぶ
- サイズ|体型と携行性のバランスを確認
- 耐荷重|大柄な人やベンチ利用には要注意
- 重さ・収納性|徒歩・バイク移動なら軽量コンパクトが正解
- 組み立てやすさ|力がいらないか女性なら要チェックポイント
- 寝心地|張りは強めがおすすめ
高さ|ハイ/ロー/2WAYで選ぶ
コットの高さには大きく分けて「ハイコット」「ローコット」「2WAYコット」があります。それぞれにメリットデメリットがありますので、ご紹介します。
- ローコット:高さ10〜20cm
- ハイコット:高さ30cm以上
- 2WAYコット:ハイ、ロー高さ切り替え可能
ローコット(高さ10〜20cm程度)
軽量・コンパクト性に優れ、テントを選ばず使用できるためソロキャンプ向き。ただし、地面の冷えや湿気の対策は必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
テント内で使いやすい(天井が低くてもOK) 安定感があり寝返りしても揺れにくい コンパクトで軽量なモデルが多い 組立が比較的簡単なタイプも多い | 地面からの冷気や湿気を受けやすい(冬は断熱対策が必要) 立ち上がり・起き上がりがややしんどい 荷物を下に収納しにくい |
ハイコット(高さ30cm以上)
地面からの距離があるため、湿気や冷気の影響を受けにくく、立ち座りもしやすいのが特徴です。テントの形状やサイズによっては、使いにくい場合があるので注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
地面から離れていて冷気・湿気を受けにくい 荷物をコットの下に収納できて便利 ベンチやチェア代わりとしても機能する。 立ち上がり・起き上がりが楽 | 高さがある分、安定感がやや低くなることも 天井が低いテントでは使いにくい・圧迫感あり 重量・収納サイズが大きくなりがち |
2WAYコット
ハイ・ローどちらの高さにも調整できるタイプで、使い方の幅が広く万能型。迷ったらまずはこのタイプを検討すると良いでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
ハイとローをキャンプスタイルや季節に応じて切り替え可能 テントの高さや地面の状況に応じて、室内外問わず柔軟に使えるため、初心者から上級者まで幅広く支持されています。 冬はロー+断熱マット、夏はハイで通気性を確保するなど、季節に応じた使い分けが可能です。 | 切り替えパーツ(脚の延長など)が増え重量・収納サイズが大きくなりがち 組立・切替作業がやや手間(説明書や慣れが必要) 結局どちらかの高さでしか使わないパターンも |
サイズ|体型と携行性のバランスを確認
標準的なサイズは幅65〜70cm・長さ190cm前後ですが、体格に合わせて選ぶことが大切です。特に身長が180cmを超える人や寝返りの多い人は、全長200cm前後のワイドモデルを選ぶとゆったりと寝られます。



「WAQ」はノーマルサイズとワイドサイズ両方ラインナップされています。
「WAQ 2WAY フォールディングコット」ノーマルとワイド収納サイズ比較


「WAQ 2WAY フォールディングコット」ノーマルとワイド設営サイズ比較


逆に、収納のコンパクトさを重視する人は、幅が狭めのモデルを選ぶと携帯性が高くなります。
耐荷重|大柄な人やベンチ利用には要注意
ほとんどのコットは100〜150kg程度の耐荷重設計ですが、ベンチとして2人で使う場合や動きの衝撃などを考慮し、余裕を持ったスペックを選びましょう。
目安としては、自分の体重の1.3〜1.5倍程度の耐荷重があると安心です。
自分の体重ギリギリでコット選びをすると、フレームのたわみや布のたるみが発生しやすく、寝心地が悪くなるだけでなく破損リスクも上がります。
重さ・収納性|徒歩・バイク移動なら軽量コンパクトが正解
徒歩、バイクキャンプや運搬距離の長いキャンプ場を利用する人にとって、荷物の軽さと小ささは超重要。軽さを重視するなら、2.5kg以下のモデルを選びたいところです。
目的 | 重さの目安 | 収納サイズ目安 | 代表モデル例 |
バックパック/ツーリング | 〜2.5kg | 55cm以下 | DOD バッグインベッド、Naturehike ローコット、 Helinox ライトコット、 |
車キャンプ/快適重視 | 2.5〜3.5kg | 60cm〜 | WAQ 2WAYコット、Naturehike アルミコット、 スノーピークコット ハイテンション |



Helinox ライトコットの重量は驚異の1.2kg!それでいて耐荷重は120kgあります
組み立てやすさ|力がいらないか女性なら要チェックポイント
初心者はとにかく“簡単に設営できる”ことが重要です。最近はワンタッチ式や工具不要のモデルも増えており、慣れない人でも3〜5分で設営可能なタイプが人気です。
レバー式のモデルは、比較的少ない力で設営できます。力で押し込むタイプは、特に女性には少し大変かもしれませんが、足を使って体重をかけることでスムーズに設営できる場合もあります。
DOD バッグインベッド公式設営写真
DOD
寝心地|張りは強めがおすすめ
張りが強いコットは沈み込みが少なく、腰が安定して寝返りもしやすくなります。張りが弱すぎると沈み込んで腰に負担がかかります。フレームの剛性が高いとコットがたわみにくく、寝返り時も安定します。
幅や長さに余裕があるモデルを選べば、肩がポールに当たったり、腕がはみ出すことが少なくなり、快適に眠れます。
ECサイトの口コミを参考にしたり、できれば店頭などで実際に寝転んで感触を確かめられると、より安心して選べるでしょう。
目的別おすすめ選び方


自分が何を重視するかによって、おすすめのコットは変わってきます。ここではいくつかの項目別におすすめのコットをご紹介します。
快眠したい人|沈み込みにくく張りのある幅広モデルを
寝心地を最重視するなら、生地の張りが強く沈み込みすぎない構造がポイント。幅広タイプ(65〜70cm以上)で寝返りがしやすく、長さも2m以上あると余裕が生まれます。
スノーピークのハイテンションは自重でテンションがかかり、適度な張り具合になります。自宅でも使えるデザイン性も◎


設営が苦手な人|レバー式など設営に力が必要ないものを
力がいらず、手順がシンプルな構造のモデルを選ぶと安心です。WAQの2WAY フォールディングコットはレバー式で女性や初心者にも扱いやすく、ストレスなく使えます。


とにかく軽くしたい人|2.5kg未満&アルミフレームを
軽量性を追求するなら、ローコット+アルミ合金フレームのモデルがベスト。バックパッカーやバイクキャンパーに人気のHelinoxやNaturehikeなどのブランドは、軽量性と収納性のバランスに優れており、移動スタイルにもぴったりです。


グループ利用が多い人|2WAY・ワイドモデルを選ぶべし
ファミリーや友人とのキャンプでは、誰かと共有する可能性もあるため、幅広タイプ(70cm以上)や2WAYで高さ調整できるモデルが便利です。ベンチや荷物置きとしても活用しやすく、設営の自由度も上がります。WAQの2WAYモデルはその代表格です。


ローコットで人気のおすすめモデル5選


重心が低いため安定感があり、背の低いテントでも圧迫感がなく使うことができるのがローコット。軽量でコンパクトなモデルも多く、ソロキャンプやツーリングキャンプでも使いやすいです。
Helinox ライトコット
Helinoxのコットシリーズ中で最軽量モデル。フレームにはDAC社製の独自アルミ合金「TH72M」を採用。軽量ながら高い強度と耐久性を実現しており、重量はわずか1.2kgながら耐荷重は120kg。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ187cm × 幅58cm × 高さ12.5cm |
収納サイズ | 幅55.5cm × 奥行き13cm × 高さ13cm |
重量 | 約1.2kg(スタッフバッグ込みで1.25〜1.26kg) |
耐荷重 | 120kg |
DOD バッグインベッド
バッグにも入るほどコンパクトな収納サイズで、車はもちろん大きめのバッグやバイクにも積載しやすい。幅が約72cmと広めで、寝返りがしやすく快適な寝心地。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ183cm × 幅72cm × 高さ15.5cm |
収納サイズ | 長さ51cm × 幅16cm × 高さ12cm |
重量 | 約2.6kg |
耐荷重 | 120kg |
FIELDOOR アルミコンパクトコット
FIELDOOR アルミコンパクトコットは、軽量で頑丈、コストパフォーマンスに優れた人気のアウトドア用コットです。軽量かつ頑丈な超々ジュラルミン(A7075)フレームを採用し、耐荷重は150kgと高めで安心。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅60cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 長さ50cm × 直径20cm |
重量 | 約2.7kg |
耐荷重 | 150kg |
Naturehike アウトドアベッド
アルミ合金フレームで軽量かつ頑丈。耐荷重は150kgと大人2人が座れるほどの強度。収納サイズは非常にコンパクトで、持ち運びやすい。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅65cm × 高さ15cm |
収納サイズ | 長さ46cm ×直径16cm |
重量 | 約2.3kg |
耐荷重 | 150kg |
Moon Lence アウトドアベッド
非常にコスパが高い「Moon Lence アウトドアベッド」。耐荷重は160kg。幅70cmのワイド設計で、寝返りを打っても快適。日本人男性でも十分にゆったりと使える広さがあります。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 約190cm × 幅70cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 約38cm × 直径16cm |
重量 | 約2.3kg |
耐荷重 | 160kg |
ハイコットで人気のおすすめモデル4選


ハイコットは地面からの距離があるため、冷気や熱気の影響を受けにくく、季節を問わず快適に眠れます。高さがあるため、ベッドからの立ち上がりや靴の脱ぎ履き、座る動作が楽に行えるのもメリットのひとつ。ここでは厳選した4種類をご紹介。
Snow Peak コットハイテンション
X脚構造により、寝る人の体重で生地にテンションがかかり、クッション性と安定感を両立。頑丈さ・寝心地・設営のしやすさを求めるキャンパーにおすすめの高級コットです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ200cm × 幅65cm × 高さ32cm |
収納サイズ | 長さ125cm × 直径16cm × 高さ14cm(円筒状収納) |
重量 | 約6.0kg |
耐荷重 | 約120kg |
Coleman パックアウェイコット
パックアウェイコットは、組み立て不要で広げるだけの簡単設営、サイドにあるメッシュポケットはスマホやモバイルバッテリーなどの収納に便利。耐荷重はやや控えめなので、細身の男性や女性、子どもや荷物を減らしたい方にもおすすめです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅64cm × 高さ38cm |
収納時サイズ | 長さ94cm × 幅17cm × 高さ22cm |
重量 | 約4.6kg |
耐荷重 | 約80kg(コット)/約70kg×2(ベンチ) |
ogawa アルミGIベッド ワイドII
広さと耐久性が抜群。幅75cm・長さ205cmのワイドサイズで、身長や体格の大きな方でもゆったりと寝返りができ、窮屈さを感じません。真ん中の脚にレバー式ストッパー機能を搭載、しっかり固定でき寝ている間も安心です


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ205cm × 幅75cm × 高さ48cm |
収納時サイズ | 長さ102cm × 幅19cm × 高さ9.5cm |
重量 | 約6.9kg |
耐荷重 | 約100kg |
CAPTAIN STAG CSフォールディングベッド
ワンタッチで展開・収納できる収束型構造で、設営・撤収がとても簡単な、ハイコット初心者向けの入門モデルです。幅が約59.5cmとやや狭めで耐荷重は80kgなので、女性や細身の男性向き。
項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ188cm × 幅59.5cm × 高さ55cm |
収納時サイズ | 長さ94cm × 幅24cm × 高さ20cm |
重量 | 約5.7kg |
耐荷重 | 約80kg |
2WAYコットで人気のおすすめモデル5選


脚部のパーツを付け替えることで、ハイコットにもローコットにも簡単に切り替えが可能。これにより、テントの高さやキャンプスタイル、気温や地面状況に合わせて最適な高さで使えます。
シンプルな構造で、数分で高さを切り替えられるモデルも多く、初心者でも扱いやすいです。
WAQ 2WAY フォールディングコット
レバー式の脚部で、女性や初心者でも短時間で設営・撤収が可能な大人気のコット。標準付属のレッグパーツで、ハイ(37cm)・ロー(17cm)を簡単に切り替え可能。テントの高さや季節、好みに応じて柔軟に使えます。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ(ハイ) | 長さ約190cm × 幅約65cm × 高さ約37cm |
使用時サイズ(ロー) | 長さ約190cm × 幅約65cm × 高さ約17cm |
収納時サイズ | 長さ約60cm × 幅約18cm × 高さ約18cm |
重量 | 約3.2kg |
耐荷重 | 約150kg |
VENTLAX 2WAYアジャスタブルコット
静音性・寝心地・耐久性に優れる600Dポリエステル生地を使用。テコの原理を利用したレバー機構で、力に自信がない方や女性でも簡単に設営可能。脚部は3本構造で、安定感も十分にあります。


内容 | 詳細 |
使用時サイズ(ハイ) | 長さ190cm × 幅67cm × 高さ37cm |
使用時サイズ(ロー) | 長さ190cm × 幅67cm × 高さ17cm |
収納時サイズ | 長さ56cm × 幅17cm × 高さ17cm |
重量 | 約3kg |
耐荷重 | 約150kg |
Helinox コットワン コンバーチブル
軽量・高強度・快適性を兼ね備えた、ハイエンドなアウトドア用コット。標準では高さ16cm前後のローコットですが、別売りの「コットレッグ」を取り付けることでハイコット(約38cm)としても使用可能です。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ(ハイ) | 長さ191cm × 幅66.5cm × 高さ38cm |
使用時サイズ(ロー) | 長さ191cm × 幅66.5cm × 高さ16.5cm |
収納時サイズ | 長さ53cm × 幅16cm × 高さ16cm |
重量 | 約2.1kg |
耐荷重 | 約145kg |
ogawa ハイ&ローコットワイド
オプションパーツ不要、脚の差し込み位置を変えるだけで、ハイ(42cm)とロー(25cm)の2段階の高さ調整が可能です。幅71cmのワイドサイズで、体格の大きな方でもゆったりと寝返りができ、窮屈さを感じません


項目 | 詳細 |
使用時サイズ(ハイ) | 長さ191cm × 幅71cm × 高さ42cm |
使用時サイズ(ロー) | 長さ191cm × 幅71cm × 高さ25cm |
収納時サイズ | 長さ59cm × 幅19.5cm × 高さ17cm |
重量 | 約5.2kg |
耐荷重 | 約120kg |
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY フォールディングコット
太く丈夫なA7075ジュラルミンフレームと600Dポリエステル生地により、ギシギシ音を抑えつつ、ハリのある硬めの寝心地を実現。耐荷重150kg以上と十分で、大柄な方でも安心して使用できます。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ(ハイ) | 長さ190cm × 幅65cm × 高さ37cm |
使用時サイズ(ロー) | 長さ190cm × 幅65cm × 高さ17cm |
収納時サイズ | 長さ54cm × 幅18cm × 高さ18cm |
重量 | 約3kg |
耐荷重 | 約150kg |
軽量性・携帯性を重視したおすすめモデル6選


荷物を少しでも軽くしたい方には、軽量・コンパクトなローコットが最適。徒歩キャンプやULスタイルにもぴったりな、携帯性に優れたおすすめモデルを厳選して紹介します。



軽量モデルは幅が狭いものも多いので、サイズはよく確認しましょう!
Helinox ライトコット
片手で持てる約1.2kgの軽さと、ザックに入るほどの収納サイズが最大の魅力。徒歩やツーリングキャンプに最適なモデルです。シンプルなローコット専用設計で、設営も簡単です。耐久性・ブランド信頼性も高く、軽量コットの決定版といえます。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ187cm × 幅58cm × 高さ12.5cm |
収納サイズ | 長さ55.5cm × 幅13cm × 高さ13cm |
重量 | 約1.2kg |
耐荷重 | 約120kg |
DOD バッグインベッド
バッグやバイクのツーリングバッグにも収納できるコンパクトサイズ。幅は72cmと広めの設計で、寝返りも打ちやすく寝心地は快適です。脚部の取り付けはやや力が必要ですが、慣れればスムーズです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ183cm × 幅72cm × 高さ15.5cm |
収納サイズ | 長さ51cm × 幅16cm × 高さ12cm |
重量 | 約2.6kg |
耐荷重 | 120kg |
FIELDOOR アルミコンパクトコット
軽量・高耐久なアルミフレーム(A7075)を採用した、コストパフォーマンスに優れるロータイプのアウトドアコット。軽量ながら耐荷重150kg、安心して使用できます。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅60cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 長さ50cm × 幅20cm × 高さ20cm |
重量 | 約2.7kg |
耐荷重 | 約150kg |
ALPIDEX ウルトラライトローコット
ALPIDEX ウルトラライトローコットは、ドイツ発のスポーツブランドALPIDEXが開発した、超軽量ローコット。レバレッジアームにより、力のない女性でも約3分で組み立てられるのも嬉しいポイントです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅67cm × 高さ16cm |
収納サイズ | 長さ57cm × 幅16cm × 高さ16cm |
重量 | 約2.1kg |
耐荷重 | 約120kg |
Moon Lence アウトドアベッド
非常にコスパが高い「Moon Lence アウトドアベッド」。耐荷重は160kg。幅70cmのワイド設計で、寝返りを打ってもゆったり快適。男性でも十分にくつろげる広さがあります。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 約190cm × 幅70cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 約38cm × 直径16cm |
重量 | 約2.3kg |
耐荷重 | 160kg |
TOMOUNT アウトドアベッド
重量約2.1kgと軽量ながら幅は70cmと、大柄男性でもゆったりと快適にくつろげるサイズ。5本脚のフレームにより安定感を高めており、安心して寝ることができます。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅70cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 長さ40cm × 幅16cm × 高さ16cm |
重量 | 約2.1kg |
耐荷重 | 約150kg |
1万円以下で買える!コスパ最強コット5選


キャンプやアウトドアで大活躍のコット。実は1万円以下でも、寝心地や使い勝手に優れたコスパ抜群のアイテムが手に入ります。今回は、手軽に購入できるおすすめコットを5つ厳選してご紹介します!
FIELDOOR アルミコンパクトコット
FIELDOOR アルミコンパクトコットは、「低価格・軽量・高耐荷重」が魅力。特にコスパ重視で初めてコットを選ぶ方や、荷物を軽くしたいソロキャンパーにおすすめです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅60cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 長さ50cm × 幅20cm × 高さ20cm |
重量 | 約2.7kg |
耐荷重 | 約150kg |
Moon Lence アウトドアベッド
軽量コンパクトながら耐荷重160kg、幅70cmのゆったり設計で快適に寝ることが可能。Amazonで1,600件以上の評価を獲得している人気モデルです。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 約190cm × 幅70cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 約38cm × 直径16cm |
重量 | 約2.3kg |
耐荷重 | 160kg |
TOMOUNT アウトドアベッド
TOMOUNT アウトドアベッドは、軽量で持ち運びやすく、耐荷重150kgの頑丈なフレームを備えたコスパの高いキャンプコットです。ツーリングキャンプやバックパックでの使用にも人気です。


項目 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ190cm × 幅70cm × 高さ17cm |
収納サイズ | 長さ40cm × 幅16cm × 高さ16cm |
重量 | 約2.1kg |
耐荷重 | 約150kg |
BUNDOK ローコット BD-204
人気のテントも数多く手がけるBUNDOKから、コスパが高く8,000円を切る金額で買えるローコット。ユニークな特徴として、収納時に脚をロックすることが可能。ベルトなどは紛失しやすいため、地味ながら嬉しいポイントです。
カワセ
内容 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ191cm × 幅60cm × 高さ20cm |
収納サイズ | 長さ49cm × 幅13cm × 高さ15cm |
重量 | 約2.2kg |
耐荷重 | 約80kg |
CAPTAIN STAG ロースタイルコンパクトベッド
5,000円を切ってくるコスパ抜群なキャプテンスタッグのローコット。耐荷重は80kgとやや控えめなので、女性やお子様用に複数台揃えたい方におすすめです。


内容 | 詳細 |
使用時サイズ | 長さ180cm × 幅60cm × 高さ18cm |
収納サイズ | 長さ65cm × 幅20cm × 高さ5cm |
重量 | 約3.1kg |
耐荷重 | 約80kg |
よくある質問Q&A|コットに関する疑問をまるっと解決!
- キャンプでコットは本当に必要?
-
必須というわけではありませんが、あるのとないのとでは快適さが段違い。特に地面が硬い、冷たい、湿っているときに真価を発揮します。寝返りがしやすく、翌朝の体の軽さに違いを感じます。
- インナーテントの上にコットを置いちゃだめなの?
-
フロアのあるインナーテントの上にコットを置くのはおすすめしません。特に地面が砂利など固い場合だと、コットの荷重が点でかかるため、テントを痛める危険があります。ゴムシートを挟むなど検討しましょう。
- アウトドア以外でも使用可能?
-
使用可能です。自宅で来客用ベッド、防災備蓄用としても活躍します。折りたたみ可能なので収納もラクです。
- 女性1人で設営できる?
-
女性1人でも設営できます。主に脚の脱着が苦労するポイントですが、レバー式は少ない力で設営できますのでおすすめします。
- お手入れや耐久性は?
-
使用後は、脚に付いた土を落とし、生地の汚れは拭き取ってしっかり乾燥させるのが基本です。中性洗剤を使って手洗いも可能です。乾燥が不十分だとカビの原因になるため、注意が必要です。
まとめ|コット選びでキャンプの快適度は劇的に変わる!
キャンプにおいて「眠れるかどうか」は満足度を左右する大きな要素。その中でコットは、地面の影響をシャットアウトし、寝返りのしやすさや快適な姿勢を保てる、非常に優れたギアです。
初心者には、以下の6つのポイントを確認して選ぶのがおすすめです。
- 高さ|ハイ/ロー/2WAYで選ぶ
- サイズ|体型と携行性のバランスを確認
- 耐荷重|大柄な人やベンチ利用には要注意
- 重さ・収納性|徒歩・バイク移動なら軽量コンパクトが正解
- 組み立てやすさ|力がいらないか女性なら要チェックポイント
- 寝心地|張りは強めがおすすめ
最初の1台選びに迷ったら、このガイドを参考に。正しく選んだコットは、アウトドアでの夜を劇的に変えてくれます。朝までぐっすり眠れたあとのコーヒーは、きっといつもより美味しく感じられるはずです。






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