ソロキャンプを始めたいけど、「どんなテントを選べばいいかわからない」「失敗したくない」と悩んでいませんか?この記事では、テントの種類や選び方、使用スタイルや季節に合ったおすすめモデルまで詳しくご紹介。
初心者でも自分にぴったりのテントが見つかるよう徹底解説します。読むだけで、テント選びの迷いがぐっと減り、快適で楽しいソロキャンプの第一歩が踏み出せます。

現役ソロキャンパー
- 日本キャンプ協会公認インストラクター
- JBS認定ブッシュクラフトアドバイザー
- ソロキャンプ歴15年以上
- モットーは来た時よりも美しく!
はじめに:ソロキャンプの魅力とテント選びの重要性

ソロキャンプ人気の背景
ここ数年、アウトドアブームの中でも特に人気が高まっているのが「ソロキャンプ」。YouTubeやSNSで有名キャンパーの動画が話題になったこともあり、一人で静かに自然を楽しむスタイルが多くの人に注目されるようになりました。
仕事や日常の喧騒から離れ、焚き火を眺めたり、好きなごはんを作ったり、自然の音に耳を傾けたり。誰にも気を使わず、自分だけの自由な時間を楽しめるのが最大の魅力です。
ソロキャンプの宿泊スタイル|テント泊、ハンモック泊、タープ泊
ソロキャンプの宿泊スタイルですが、大きく分けて3種類、『テント泊』『ハンモック泊』『タープ泊』があります。それぞれの特徴は以下の通り。
宿泊スタイル | 特徴 | おすすめできる人 |
テント泊 | 悪天候でも安心感が高い、プライバシーも確保可能。荷物は大きめ | 初心者や女性。 |
ハンモック泊 | 基本タープとセットで設営、夏は涼しい。比較的コンパクト | 初心者〜中級者。悪天候時にはタープを確実に張るスキルは必要。 |
タープ泊 | オープンスタイルで就寝する無骨なスタイル、かなりコンパクト | UL思考なキャンパーや中上級者向け。 |
これから初めてキャンプを始める初心者の方には『テント泊』をおすすめします。プライバシーを確保でき、急な天候の変化にも安心です。タープ泊を好む上級者でもテントも別で所有されている方も多いです。
僕は全ての宿泊スタイルでキャンプしますが、一番好きなのは『タープ泊』です。『今日はどのスタイルでやろう』『リッジラインで設営するか木を使うか』『風が強そうだから低めに張るか』など色々考えることが多いのが楽しいんです。

キャンプに慣れてくれば検討してみて下さい。タープ泊に関する記事も書いています


テント選びで失敗すると楽しめない理由
そんな憧れのソロキャンプですが、実は「テント選び」で失敗する人も少なくありません。キャンプギアの中でも比較的高価な部類なので、よく調べて購入したいところ。
- 設営が難しすぎて1時間以上かかる
- テント内が狭くて寝苦しい
- 夜中に雨漏りで目が覚めた
- 数回使っただけですぐに壊れた
こんなことになってしまっては、せっかくのソロキャンプも台無しですよね。



『値段が安い』という理由だけで買ってしまうと後悔することも
特に初心者の場合、『設営のしやすさ』『雨への強さ』『素材による扱い方の注意点』など、チェックすべきポイントを知らないまま買ってしまいがち。でも大丈夫。この記事を読めば、あなたにぴったりのテントがきっと見つかります!
この記事でわかること(選び方・おすすめ・比較など)
この記事では、以下の内容をわかりやすく解説しています。
- ソロキャンプ向けテントの種類と特徴
- 用途・季節・スタイル別の選び方
- 初心者でも失敗しない鉄板モデル
- テントと一緒に揃えたいアイテム
- 最初はテントをレンタルするという選択肢
テント選びに迷っている人も、これからソロキャンプを始めたい人も、この記事さえ読めば安心。あなたのキャンプライフがもっと快適で楽しくなるよう、全力でサポートします!
ソロキャンプ用テントの種類と特徴


ソロキャンプ用テントには、形や構造によっていくつかの種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分のキャンプスタイルや好みに合ったものを選ぶことが大切です。
ドーム型テント|初心者も安心!定番の万能タイプ


オガワ ステイシーST-II
ドーム型テントは『設営が簡単』『自立式』『風に強い』といった特徴があります。ポリエステル素材のものが多く、軽量で、雨に濡れてしまっても乾きやすいのが利点。



前室付きのものも多く、荷物の置き場に使えます
自立式なので多少ペグ打ちが甘くても形状を保って設営可能。設営後の場所の移動も容易です。軽量で扱いやすいためバイクキャンパーや初心者にも特におすすめできるテントといえます。
メリット | デメリット |
---|---|
骨組みが交差する構造で、風に強く安定感あり 自立式なのでどこでも設営しやすい 寝室と前室(荷物置き場)が分かれているものも多い ポリエステル素材のものが多く雨に強い | 高さが低く出入りはしにくい ポリエステルは焚き火の火の粉には注意が必要 |
- 初心者・ソロキャンプデビューしたい人
- 雨風に強いテントが欲しい人
- 自転車・バイク・徒歩キャンパー
ワンポールテント(ティピーテント)|設営ラク&映えるデザイン


WAQ Alpha T/C SOLO DX
ワンポールテントは1本のポールをテントの中心に立てて、自立するテント。周囲にペグを打つことによって自立するスタイル。
テントが地面に接する部分を先にペグダウンし、ポールを立てれば設営が完了するため、初心者でも簡単に設営することが可能で、形状的に風にも強いです。
冬のキャンプ場では薪ストーブ使用でよく見るタイプのテントで、TC(ポリコットン)素材のものも多く焚き火の火の粉にも強いのが特徴。
メリット | デメリット |
---|---|
中央の1本のポールで立ち上げるシンプル構造 設営が非常に簡単(慣れれば5分程度) 見た目がオシャレで写真映えする 中心部は高さがあり出入りしやすい | 自立しないのでペグダウンが必要 端の方がデッドスペースになりやすい |
- 設営に不安がある初心者
- SNSに映えるテントを探している人
- 荷物を最小限にして身軽に楽しみたい人
- 将来的に薪ストーブを使った冬キャンプに興味がある
パップテント|軍幕スタイルで焚き火派に人気
株式会社カワセ
無骨なデザインで人気のパップテント。素材はTC(ポリコットン)のものも多く、焚き火の火の粉にも比較的強いため、テントの近くで楽しめます。2本のポールを使用し設営する『非自立式』で設営には多少の慣れが必要。テント前面を立ち上げれば雨除けにもなります。



コンパクトなテントが多いので、実物を見ることをおすすめします
TC素材は重く雨に濡れると乾きにくいことが特徴なので、カビを防ぐため必ず乾燥させてから撤収するか、自宅に持ち帰って乾かしましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
ミリタリー感のある無骨なデザイン 前面を跳ね上げてタープ風にも使える 焚き火に強いTC素材(ポリコットン)モデルが多い | 基本的にフロアレス(床がない) 雨の日や虫が多い時期には注意が必要 |
- 焚き火をじっくり楽しみたい人
- 無骨スタイルのキャンプが好きな人
- 重量は重くなりがち。車やバイクで荷物を運べる人
まとめ:シーン別の使い分けがカギ
キャンプスタイル | 向いているテントの種類 |
初心者・設営が不安 | ドーム型・ワンポール |
映え・デザイン重視 | ワンポール |
焚き火がメイン | パップテント |
それぞれのテントには「得意なシーン」があります。自分のスタイルに合った1張りを選べば、ソロキャンプの楽しさは何倍にも広がりますよ!
テント選びで絶対にチェックしたい6つのポイント


ソロキャンプ用のテント選びで迷ったときは、この6つをチェックすればOK!初心者でも失敗しにくい、重要なポイントをひとつずつ解説していきます。
サイズ感(室内の広さ・前室の有無)
ソロ用といっても、自分と荷物が収まる広さがあるかどうかはとても大事。ソロであっても『1〜2人用』や『2人用』を選ぶことをおすすめします。着替えなどの荷物を入れてもゆとりある就寝スペースが確保できます。
- 横になって窮屈じゃないぐらいの縦横スペースがあるか
- 荷物を置くスペースがあるか
- 雨の日に靴やギアを置ける「前室」があると便利
ogawa
重量と収納性(バイク・徒歩キャンプ対応)
移動手段によって、持ち運びのしやすさはかなり重要!車移動のオートキャンプ場なら、さほど大きさや重量は気にしなくても問題ありません。



ギアの積載ではみんな後々頭を悩ますので、できればコンパクトなものが理想です
バイクや徒歩キャンプなら重量と収納性はシビアに考えていきたいところ。特に徒歩キャンプは疲労感に直結します。
- バイクや徒歩なら「2kg前後」が目安
- コンパクトに収納できるとリュックに入りやすい
- 車移動なら多少重さより快適さ重視でもOK
バイクでのキャンプツーリング楽しいですよね。僕はタープがいらなく前室が広い『オガワステイシーST-II』を使っていました。
仲間と福井にキャンプツーリング


設営のしやすさ(初心者・1人設営)
ソロキャンプは基本1人。今のソロテントは設営しやすくなっているものが多いとはいえ、設営に手こずるとストレスになり、ソロキャンプそのものが楽しめなくなります。
またしっかり設営できていないと、急な天候変化に対応できず、風で飛ばされる可能性もあります。ドームテントやワンポールテントは初心者でも設営しやすくおすすめ!



ソロテントの設営に力は必要なし、女性でも大丈夫ですよ
- 構造がシンプルなものを選ぼう
- 「自立式」は初心者でも設営しやすい
- 設営が簡単でも、風や雨に弱いテントでは安心して過ごせません、耐久性も要チェック
- サイズは大きすぎない方が設営しやすい
耐水圧・通気性・結露対策
テントの耐水圧が低いと、雨が降ったときに水が染み込んでしまい、寝袋や荷物が濡れてしまいます。特に急な天候変化が多いアウトドアでは、耐水圧の高いテントを選ぶことで安心して過ごせます。
通気性が悪いとテント内外の気温差により結露が発生、結露は寝袋や荷物を濡らし、不快なだけでなくダウンの寝袋は性能が著しく低下します。
逆に耐水圧が高すぎると通気性が悪くなり、夏は蒸し暑くなったり寒い時期には結露の原因になります。ベンチレーション機能などで通気性を上げる必要があります。
- 耐水圧は「1,500mm〜2,000mm以上」が安心
- ダブルウォール(内外の2重構造)は通気性も◎
- ベンチレーション(通気口)があると結露しにくい
コットン素材の耐水圧は350mm程度。1,500mmほどのポリエステルに比べると随分低いように思えますが、コットンは水を吸収、膨張して放水性を高めるため問題ありません
素材の違い(ポリエステル・ナイロン・TC)
テント生地の素材によって、使い心地や用途も変わります。とくに注意したいのは『重量』『しっかり乾燥させることができる環境かどうか』
TC素材(ポリコットン)は人気のパップテントなどによく使用されていますが、雨に濡れるとずっしり重くなり、乾燥にも時間がかかります。乾燥が不十分のまま片付けてしまうとカビの原因になり、カビは完全に除去するのが困難で、塩素系漂白剤を使うと生地を傷める可能性もあります。
それぞれの素材の特徴と、向いているキャンパータイプを簡単にまとめてみました。
素材 | 特徴 | 向いている人 |
ポリエステル | 軽量・安価・乾きやすい。火の粉には弱い。 | 初心者、バイクキャンパーや、安価にすませたい人 |
ナイロン | 非常に軽いが熱に弱い。 | 徒歩、バックパックキャンパーやULスタイル |
TC素材(ポリコットン) | 焚き火に強く、通気性も良いが、重くて乾きにくい | 焚き火好き、車移動がメインのキャンパー |
テントのデザインだけで決めてしまうと失敗します。TCやコットン素材を選ばれる場合は、自宅のガレージや物干し竿でも良いので、必ずしっかり乾燥させる必要性を認識しましょう
自立式か非自立式
テントには『自立式』『非自立式』があり、自立式の代表格はドームテントで非自立式の代表格はワンポールテントです。自立式テントは、ポールを組み立てるだけでテントが立つので、設営が簡単で初心者におすすめです。
非自立式テントは、ペグやロープでしっかり固定しないと立たないので、河原などの地面が硬いキャンプ場では注意が必要。頑丈なペグやハンマーを準備することも検討したいです。



非自立式も、適切な道具と慣れがあれば問題なく設営できます。初心者でもそこまで気にしすぎる必要はありません
自立式、非自立式の特徴と主なテントの種類は以下。
種類 | 特徴 | 主なテントの種類 |
自立式 | ポールだけで形ができる。ペグが打てない場所でも設営可能。初心者向き | ドーム型 |
非自立式 | ペグやロープで固定して形を作る。ワンポールは設営が簡単 | ワンポール型、パップテント |
【使用スタイル別】自分に合ったテントの選び方


テント選びは、「どんなスタイルでキャンプするか」がとっても大事。同じソロキャンプでも、徒歩・バイク・車、どの季節か、何を重視するかでベストなテントは変わってきます。ここでは、あなたに合った選び方をスタイル別に紹介します。
徒歩・自転車キャンプ派
軽量&コンパクトが絶対条件、急な天候変化に車に逃げ込むことができないので、耐水圧や風への強さもチェックしましょう。
- テント重量:2kg以下が理想
- 収納サイズ:バックパックやサイドバッグに入るかチェック
- 耐久性も考慮


バイクキャンプ派
軽さと収納サイズに加えて、見た目もこだわりたい派に。徒歩キャンプよりは重いものも許容できますが、重量は5kgまでが目安。
急な雨でもタープも兼ねるキャノピー付きや、ブーツや濡れた物を置ける広い前室があるものがおすすめ!
- 重さ2〜4kgまでOKなら選択肢が広がる
- サイドバッグに入る収納サイズ
- 前室が広いと使い勝手がよい


車キャンプ派
重さを気にせず、快適性重視でOK。重量のあるTCテントも選択肢に入れることができます。テント選びの基本である設営の簡単さや耐水圧は抑えた上で、デザイン重視で選ぶのもあり。
- 設営しやすい「ワンポール型」や「ドーム型」
- 荷物が多くても安心な前室・広さのあるモデル
- 結露対策・ベンチレーション付きが快適


焚き火メイン派
焚き火といえば“TC素材”。火の粉に強くて安心です。急な雨でも焚き火が楽しめるように前室が立ち上げられるものや、変形張りが可能で、焚き火を楽しみながら自分は雨に濡れないようなテントがおすすめです。
- 素材は「TC(ポリコットン)」もしくはコットン
- フロアレスやパップ型で火のそばにいられる
- スカート付きなら冬も暖かい


冬キャンプ派
冬のソロキャンプ初心者には、設営が簡単で耐寒性のあるTC素材のワンポールテントやドームテントが特におすすめです。薪ストーブ用の煙突穴付きモデルや結露対策が施されたものを選ぶと快適に過ごせます。
冬キャンプは過酷な環境になるため、初心者がいきなり挑戦するのはあまりおすすめできません。ただし、冬対応テントは3シーズンにも対応しているので「いずれ冬にも挑戦したい」という方が最初に選ぶのもアリですよ!



冬キャンプは虫も人も少なく、静かで澄んだ空気の中でゆったり過ごせるのが魅力です。上級者はあえてこの季節を狙って楽しんでいます。
- スカート付きのモデルで冷気カット
- TC素材や厚手の生地で断熱性UP
- 薪ストーブ用の煙突穴装備


3シーズンキャンプ派
3シーズンのみでキャンプを楽しむ方は多いですね。簡単設営、耐水圧などのポイントは抑えて冬対応の『スカート付き』『煙突穴』などは必要ありません。
夏のキャンプではメッシュにできるものや蚊帳を搭載したもの、前後をオープンにでき通気性を確保できるドーム型などがおすすめ。
- メッシュが多いモデルは通気性バツグン
- ベンチレーション・シェード付きが◎
- 前後をオープにでき、通気性が確保できる


季節ごとの装備チェックリスト
装備 | 春 | 夏 | 秋 | 冬 |
---|---|---|---|---|
メッシュ構造 | △ | ◎ | △ | × |
スカート付き | △ | × | ◎ | ◎ |
TC素材 | ○ | △ | ◎ | ◎ |
蚊帳 or 虫対策 | ○ | ◎ | △ | × |
暖房器具 | × | × | △ | ◎ |
ソロキャンプにおすすめの【ドーム型テント】4選


安定感抜群のドームテント。雨風にも強く、悪天候でもテントの中に入れば守ってくれる安心感が○。初心者にはかなりおすすめできるテント。
【オガワ 】ステイシー ST-II
ステイシー ST-IIは、ogawa(オガワ)が誇るロングセラーのコンパクトドーム型テントです。ソロキャンパーやライダーに絶大な人気を誇り、居住性と収納性を高いレベルで両立しています。
項目 | スペック |
インナーサイズ | 約220×150cm |
前室サイズ | 約220×110×130cm |
重量 | 約3.9kg |
収納サイズ | 52×19×19cm |
耐水圧 | 1,800mm |
定員 | 2〜3人 |




【スノーピーク】アメニティドームS
アメニティドームSは、スノーピークの人気定番ドーム型テントで、初心者からベテランまで幅広く支持されています。耐風性に優れた形状により、風の影響を受けにくく安定感があります。
項目 | スペック |
インナーサイズ | 約220 × 150 cm |
前室サイズ | 約 100 cm(奥行)高さ120cm |
重量 | 約5kg |
収納サイズ | 58×18×23cm |
耐水圧 | 1,800mm |
定員 | 2〜3人 |


【コールマン】ツーリングドームST
コールマン ツーリングドームSTは、ソロキャンプやツーリングキャンプ向けに設計された、初心者にも扱いやすいコンパクトなドーム型テントです。
項目 | スペック |
インナーサイズ | 約210×120×100(h)cm |
前室サイズ | 約90cm(奥行の目安) |
重量 | 約4.4kg |
収納サイズ | 約φ19×49cm |
耐水圧 | 約1,500mm(フライ・フロア) |
定員 | 1~2人用 |


【バンドック】ソロドーム1 BDK-08
安価で扱いやすく初心者向けだが、実はキャンプ上級者もよく利用している【バンドック】ソロドーム1 BDK-08。3,000mmと高い耐水圧にギアハンモックなどの小物入れも充実。


項目 | スペック |
インナーサイズ | 約200×90×100cm |
前室サイズ | 約60cm |
重量 | 約1.8kg |
収納サイズ | 約38×15×15cm |
耐水圧 | 約3000mm(フライ・フロア) |
定員 | 1人 |
ソロキャンプ向け【ワンポールテント】おすすめ3選


ワンポールテントは設営も簡単で、風にも強い!サブポールを使用し展開できるものもあり、ひとつの幕で色々なスタイルが楽しめます。
【WAQ 】 Alpha T/C SOLO DX
WAQ Alpha T/C SOLO DXは、ソロ〜デュオ向けに設計されたワンポール型ティピーテント。二股ポール採用や煙突穴標準装備。サイズ感もソロには絶妙で扱いやすい。
項目 | スペック |
展開サイズ | 約300×300×高さ180cm |
重量 | 約9.5kg |
収納サイズ | 約58×28×28cm |
耐水圧 | 記載なし(TC素材は防水性より通気性・耐火性重視) |
定員 | 1名(実際はソロ〜デュオで快適に使用可能) |


【テンマクデザイン】サーカスTC DX+
サーカスTC DX+は、テンマクデザインの人気ワンポールテント「サーカスTC」シリーズの上位モデルです。ソロ~デュオで快適に使えるサイズ感と、前室を作れるサイドフラップ、結露しにくいTC素材など、快適性と拡張性に優れています。
項目 | スペック |
展開サイズ | 約420×442×280(高)cm |
重量 | 約13.1kg |
収納サイズ | 約63×φ27cm |
耐水圧 | 記載なし(TC素材は防水性より通気性・耐火性重視) |
定員 | 1~2人 |


【BUNDOK】ソロ ティピー 1 TC BDK-75TC
BUNDOK ソロティピー 1 TC(BDK-75TC)は、コストパフォーマンスに優れたソロ用ワンポールテントです。設営が簡単で、TC(ポリコットン)素材を採用し、焚き火との相性もよいです。
項目 | スペック |
展開サイズ | 約240×240×150cm |
重量 | 約4.8kg |
収納サイズ | 約44×24×20cm |
耐水圧 | 記載なし(TC素材は防水性より通気性・耐火性重視) |
定員 | 1名 |


無骨キャンプに最適【パップテント】おすすめ2選


パップテントは無骨スタイルが好きな人、焚き火を思う存分楽しみたい人におすすめです。設営バリエーションも豊富なので、自分なりのスタイルを見つけたいソロキャンパーにぴったりですよ!
【バンドック】ソロベースEX
バンドック ソロベースEXは、大人気のパップテント「ソロベース」を冬仕様にアップグレードしたモデルで、サイドウォールにより雨風を防ぎ、プライバシーも確保できます。
項目 | スペック |
展開サイズ | 約360×190×110cm |
重量 | 約5.2kg |
収納サイズ | 約47×24×24cm |
耐水圧 | 記載なし(TC素材は防水性より通気性・耐火性重視) |
定員 | 1人 |


【OneTigris】 ROC SHIELD
OneTigris ROC SHIELDは、丈夫なTC(ポリコットン)素材の多機能パップテントです。火の粉に強く、薪ストーブ対応、設営バリエーションが豊富な点が特徴です。
項目 | スペック |
展開サイズ | 約420×200×160cm(標準設営時) |
重量 | 約7.4kg |
収納サイズ | 約58×20×20cm |
耐水圧 | 約350~400mm(TC素材のため数値は目安) |
定員 | 1人 |


【よくある質問】テント選びのQ&A


テントを選び始めると、いろんな疑問が出てきます。ここでは、ソロキャンプ初心者がよく感じる不安や疑問をQ&A形式でまとめました。
- 初心者でも設営できる?
-
はい!最近のテントは一人でも設営しやすい設計が多いです。特に「ドーム型」「ワンポールテント」は構造がシンプルで初心者にもおすすめ。最初は家や公園で練習しておくと安心です
- グランドシートは必要でしょうか?
-
基本的にはあった方が良いです。グランドシートは地面からの湿気・冷気・汚れを防いでくれるアイテム。
テントの底面を守る役割もあるから、長持ちさせたいならマスト装備 - ソロテントはどれくらいの広さがあればいい?
-
ソロでも2人用以上を選ぶとよいです。テントの「前室(ぜんしつ)」があると靴や荷物が外に置けてかなり快適です
- 結露ってどうすれば防げるの?
-
結露はテント内外の気温差から発生します。ベンチレーション(通気口)を開けたりして通気性をよくすることが重要。TC素材(ポリコットン)は結露しにくいので、気になる人は素材選びから工夫しましょう
テントと一緒に揃えたいアイテム


できればテントの購入と一緒に揃えたいアイテムがあります。テントの寿命を伸ばしたり、設営がしやすかったりと、ソロキャンプをするのに役立つアイテムばかりを紹介します。
グランドシート(フロアシート)
テントの床下に敷くシートで、地面からの湿気や汚れ、摩耗を防ぎます。テントの寿命を延ばし、快適な寝床作りに役立ちます。
- サイズはテントの床面よりやや小さめがよい
- テントによっては専用品もあり
- グリーンシート(ブルーシートの緑版)なら安価で購入することができる


ペグ・ハンマー
テントに付属しているものは貧弱なものが多いので、別途購入がおすすめ。鍛造ペグやチタンペグなど、強度や軽さに優れたものがよいです。
- ペグの長さは30cmあればどんな環境でも使える
- 硬い地面で使うなら鍛造ペグ、軽さを重視するならチタンペグ
- ハンマーはペグを抜きやすい形状になっているのがおすすめ




コット or マット
寝るときに敷くアイテムでワンポールテントやパップテントなどのフロアレステントならコット必須。インナーテントならマットを使用します。コットやマットがないと地面の凸凹や冷気により快適に眠れません。
- コットは脚の取り付けに多少力が必要なものがある
- エアマットはコンパクトになり、じゃばらタイプは設営が簡単
- 冬キャンプをするならマットの『R値』は重要





ちなみにインナーテント内でコットを使うのは、フロア生地を痛めるのでおすすめしません
迷ったらコレ!失敗しない定番テント3選


「はじめてのソロキャンプ、どのテントを買えばいいの?」そんなあなたに向けて、初心者でも扱いやすく、レビュー評価も高い定番の人気テントを3つ厳選しました。
いずれも設営が簡単で使いやすく、長くキャンパーに愛されてきたモデルです。
- 設営が簡単で一人でも立てやすい構造
- 扱いやすい重量:持ち運びやすく、積載の負担にならない
- 人気のロングセラーモデル:レビューが豊富で安心感がある
【オガワ 】ステイシー ST-II
僕自身も現役で使用しているテントです。価格は少し高めですが、高品質で長く使える「オガワ」ブランドは信頼度抜群。広々とした前室と寝室は快適で、ライダーや女性ソロキャンパーにも人気の一張り。


【コールマン】ツーリングドームST
コスパ抜群のロングセラーモデル。「なるべく予算を抑えたい」「まずはお試しで始めたい」そんな方におすすめ。手頃な価格でありながら前室を備え、耐水圧も1,500mmと必要十分。





当時バイクに乗っていた僕が、16年前初めて買ったテントがこれ、今でも人気です
【バンドック】ソロベースEX
無骨なデザインが魅力のパップテント系。TC素材で焚き火にも強く、スカートやサイドウォール付きでオールシーズン使いやすいです。ソロベースのアップグレードモデルとして、冬キャンプにも対応できる仕様になっています。





設営が簡単、とは言えないまでも慣れれば大丈夫!
レンタルでお試しするのもアリ


「いきなり買うのはちょっと不安…」という方は、キャンプ用品のレンタルサービスを使って実際に試してみるのもおすすめです。
キャンプ場やインターネットのレンタルサービスを利用することができます。おすすめなのはネットのレンタルサービス。セットでレンタルできたり、テントも複数から選びことができます。
気になっているギアがレンタルにあれば実際に使ってみてから購入を決められるので、リスクを減らすことができます。
メリット | デメリット |
---|---|
ギア一式を自分で買うより安価 長く続けるかわからないから気軽に利用可能 年に数回しかキャンプしない人にはコスパ○ 部屋がギアで埋め尽くされない 人気のギアもあり、お試しできる | 中古のため傷や汚れも よくキャンプに行くなら買った方が安い |
hinataレンタルは、「国内最大級キャンプ・アウトドア情報メディアhinata」が運営。全国7,000件以上のキャンプ場に対応しており、キャンプ場での受け取り・返却ができるので手ぶらで行ってそのまま帰ることも可能!
テント・コットなど、セットでのレンタルも充実


まとめ:自分に合ったテントでソロキャンプをもっと楽しく


テント選びはソロキャンプの快適さを左右する大切なポイント。無理して安さだけで選ぶと、結局買い直すことになって余計な出費に…。
今回紹介したテントは、僕自身が過去に使っていたものや、今も現役で使っている信頼のモデルです。迷ったときは、まずこの「定番テント3選」から選べば間違いなしです!



ステイシーやWAQ Alpha T/C SOLO DXは今も現役で使っています
- 自分のスタイルや季節に合ったテントの種類を選ぶ(ドーム型・ワンポール・パップなど)
- サイズ感・重量・設営のしやすさなど使い勝手を重視
- TCやポリエステルなど素材の違いを理解して選ぶ
- 移動手段によって適切なテントを選ぶ
- 不安な人はレンタルで試してから購入でもOK!






コメント